男兄弟と家族のお出かけ紀行

9才と4才の男児を連れたお出かけ場所や旅で良かったことやアレと思ったことを紹介していきます

言葉の発達をスムーズに促すには【乳児の言葉の発達】

こんにちは。小学生と保育園児兄弟の母 サトミです。

実は、1歳半の次男が話すのが他の子と比べて少し遅い気がしています。
比較は周りのお友達と1歳半健診のチェックシートを見て。

「マンマ」「ブーブ」「ワンワン」などの意味のある片言を話しますか。

というチェック項目を見て手が止まりました。
う~ん。単語としてはっきりと認識して言っている感じが無いんですよね。

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1歳半次男の現状

・欲しいものを「ん」と手で指し示す

・こちらの言葉はだいたいわかる

  例;「ご飯食べようか」と言うと「ん~」とうなずく。
 (でもちょっと難しくすると間違っちゃう)
  例;「あのボール持ってきて」ならわかるけれど
    「あのボールお兄ちゃんに渡してあげて」だとわからない。

・単語には至らないが、言葉を一応使い分けている。

  例;「欲しい・食べたい・遊びたい」など何かしらの感情を伝えたいとき
      「マーマーマー」
    「いただきます」などのあいさつ全般は「じっ」
    靴下や服など、身に着けるものは「じっじったー」
    赤い食べ物はトットー」
    丸いものは「ボー」

現状整理してみると「惜しい!あと一歩」といった感じです。
 

今回は、乳児の言葉の発達について調べてみました。 

目次

 

乳児の言葉の発達について

保育士資格のテキストを見ると

『8~12か月頃になると「マンマ」「ブーブー」「ワンワン」といった片言をしゃべりはじめます』とあります。

 

言語発達の段階をさらに詳しく見てみましょう。

 おおむね6か月~1歳2か月「1語文の時期」(マンマ、ブーブーなど)

 おおむね1歳3か月~2歳未満「多語文・会話期」(名詞の他に、チョウダイなど欲求を言葉にできるようになる)

とあります。


乳児の言葉の発達に関して勉強したこと

直接「語り」かけることが大切

親や保育士などが子どもにお話などを語り聞かせるのが「語り」。
生の語りのなかには、たとえ意味が分からなくても、ひきつけられるような表現や、お話の世界のなかに子ども自身が入り込めるような楽しさ、面白さがあるから、子どもは大人の語りを聞くことが大好きだ。

幼児期では、有名俳優が演じるよりも、普段から一緒に生活をしている保育士(家族)にお話を語ってもらうことが最も楽しく、うれしいことだ。

お話は、子どもと保育士との間での、言葉によるスキンシップであり、コミュニケーションであり、互いに信頼関係を築くための機会である。

 

0~1歳児の特徴と語りかけかた

この時期は身近な人に親しみを持って接し、自分の感情などを表し、それに相手が応答する言葉を行くことを通して、次第に言葉が獲得されていく。
子どもの情緒安定の観点から、落ち着いた安心感のある雰囲気の中、1対1であることが望まれる。

お話の目的は言葉を使ったコミュニケーションなので、簡単な言葉を繰り返し口に出したりしてキャッチボールを楽しむ。
この時期は聴覚が敏感なので、ちょっとした音程や音の強弱、テンポなども敏感に聞き分けるため、穏やかで落ち着いた発音、発声で語ると良い。

 

1歳~2歳の言葉の発達

言葉遊びや言葉で表現する楽しさを感じる。
人の言葉や話などを聞き、自分でも思ったことを伝えようとする。言葉のやり取りを通じて身近な人と気持ちを通わせる。
片言から二語文、ごっこ遊びでのやり取りができる程度へと大きく言葉の学習が進む時期である。子供の発達の状況に応じて、遊びや関わりの工夫が必要。

 

        保育士テキスト、保育所保育指針より抜粋

 

 

言語の発達について勉強してわかったこと

テキストを読んで反省しました。長男の勉強を見たり、家事を優先させてしまい、次男が一人で遊べるのを良いことに、ほったらかしていた部分が否めません。

絵本をよく一人でめくっているので、まず絵本の読み聞かせを増やしました。そして移動中や食事中になるべく話しかけるようにしました。

結局のところ言葉を発するには、その何百倍ものインプットが必要です。特に家族や親しい大人からの温かい言葉のやりとりが大切なんですね。

 

 

1歳半で言葉の遅い子に対する、私の考えた解決策

私なりに考えた早く話せるようになる方法をまとめると

・たくさん話しかける
・自分で考えさせる(先回りしない)

  伝わらないとわかると、頑張って伝えようとします。これで「テレビつけて」を手振りで表現できるようになりました(笑)

・興味を持っていることを話しかける。

  乳幼児は興味のあることしかやらないといっても過言ではありません。

・本人のやる気スイッチを探してみる

やる気スイッチは絶対にどこかにあります。
だからその時に興味を持っている事柄を話かけて、やる気スイッチをonにしてみる。

我が家の次男なら食事関係でした。
「トマト食べたいの?」「んー」から始まって、トットー」を言うようになりました。

でも焦りは禁物です。基本的に外れます。当たればラッキーの感覚でやってみましょう。「何をやってもダメ!」となってしまい負のループに入らないように。

 

最後に、絶対忘れてはいけないこと

大人がやることやったら、あとは待つのみ。

ほかの子と比べない。

 普段の生活の中で話しかけたり時々読み聞かせたりしているのなら、あとは本人のやる気次第。言葉が遅いからといって全て親の責任と思わないことです。
本人はのんびりさんなだけかもしれないし、今は他の能力に力が向かっているのかもしれない。自分が比較対象とした子もたまたま話すのが早いだけかもしれません。結局は他人との比較は相対であって、絶対ではないから、参考程度にしかならないし、そこを全てと思うのは間違いであると言えます。

子どもは毎日少しずつ何かを学んで歩んでいる。それに気付くことは大変かもしれないけれど、一息ついて改めて我が子を見てみると気付くことがあるかもしれませんよ。


追記

3歳になっても遅いようなら迷わずしかるべきところで相談したほうが良いです。

実は私の長男は、言葉ではないけれど、発育に心配な事象があってちょっと悩んだことがあります。ネットでも調べてみたけれど、結局は専門家に診てもらった結果何でもない事がわかりました。専門家に診てもらうことで、長男みたいに問題ない場合もあります。
何か問題があったことを考えると、正直怖いです。しかし、心配な結果になったとしても、発達の遅い理由が分かることで、適切なサポートを受けやすくなります。

実際長男と同時期に相談をした同い年のお友達は、多少のサポートが必要だという結果がでましたが、小学生になった現在は支援級と通常級の両方行きながら楽しく通学しています。親の腹が括れると、子ども自身も安心するので、結果として誰も損しない。だからちょっとしんどいけれど動いて良かった、とそのママさんも言っていました。

 

いくつになっても悩みが尽きないのが子育てですよね。同じお悩みをお持ちの親御さんの参考になれば幸いです。

 


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